コラムVol.4 下半身のエネルギーからハートを開く

雑誌WOMバンコクで毎月掲載しているコラムに、少し加筆しています。

Vol. 3では第二チャクラ(骨盤周り)の大切さを書きました。とにかく最近第二チャクラのエネルギーが弱い女性が多いな、と思うのですが、かといって骨盤周りのエネルギーだけを開発させると欲望だけが暴走してしまい、ただムラムラした押しの強い人になってしまうかもしれないので要注意!

下半身のエネルギーは、お金・仕事・性に関連します。お金目当てだったり、肉体的な美にしか興味がない女性は、エネルギーが下半身に偏っているので、体にだけ興味がある男性を引き寄せがちです。逆にスピリチャルなことに意識が高い女性は、頭にエネルギーが偏ってしまい、異性との距離の測り方がわからず、気に入った男性がいてもなかなか親しくなれないようです。下半身で生まれる力強いエネルギーをうまくハートとつないで行くことが必要です。

下半身はいわばエゴ。エゴと聞くと自己中心的で良くないイメージを抱きがちですが、生きていく上で自己がしっかりあるのは必須です。その上で愛を与え、受け取る。これは他者への愛情だけでなく、自分への愛情も含みます。自分のニーズを我慢してまで人に尽くしてしまう、優しく世話好きなお母さんタイプの方は、どんどんハートのエネルギーが枯れていってしまいがち。また、過去の愛情関係のトラウマなどがあると、自分を守るためにハートを閉じてしまうことも多いです。自分の欲求を抑えて人に尽くしたにも関わらず、その愛が受け入れられなかったり、わかってもらえなかったり。そんな経験をするたびに私たちはハートのまわりに一枚ずつ「殻」をまとっていくのです。そんな方の体型は猫背の場合が多く、呼吸器に不調が出ることも。

こんな殻を何層にもまとったハートを癒していくのは、自分をとことん愛すること、または愛する人にとことん受け入れてもらうこと。心を閉ざしてしまった辛い体験の層が多ければ多いほど、この癒しは簡単なものではありませんし、時間がかかります・・・。日々できる身体からのアプローチとしては、肩をリラックスし、胸を開くようなエクササイズや呼吸法も、ハートをバランスよく開くのに効果的です。そして簡単でオススメなのは、ペットか赤ちゃんを抱きしめること! ヨガのクラスで赤ちゃん連れの方がたまにいらっしゃいますが、そこに赤ちゃんがいるだけで、参加している女性全員の目が輝き、ハートが開くのがわかります。無防備でピュアな存在を胸に抱いた時の「キュン」とする気持ち、これが一番ハートに効くんです。もちろん抱きしめる相手はご主人や彼氏でも(笑)。見返りを求めない無条件の愛、というのがキーワードです