コラム Vol. 7 自分へ戻る旅

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雑誌WOMバンコクで毎月掲載しているコラムに、少し加筆しています。

生徒さんによく「CHIHARU先生は元気だし幸せそう」と言われます。確かに、今でこそ元気で風邪ひとつひきません。でも10代の頃は、家族の死といじめで自律神経失調症に。スポーツどころか学校に行くのが精一杯でした。

孤独と生きづらさを感じて大学卒業後は日本を飛び出し、学問の世界へ。その後20代は華やかな業界で海外出張に飛び回る日々でした。

でも蓋を開ければ、男性優位な世界でセクハラや劣等感に悩み、ストレスで体も心もボロボロでした。慢性的な生理不順、PMS、便秘、肩こり。

仕事でいつも美食三昧、体を動かす時間もなかったので体重は増加。免疫力が低く、よく膀胱炎やいろんな感染症にかかっていました。出張先のロンドンで急性の腎盂腎炎にかかり、倒れたことも…。

その後、疲れ切って仕事を辞め、結婚・出産・離婚。

30代半ば、子供がまだ小さい頃、鬱状態になり、過去を悔い、将来を考えて絶望し、毎晩一人嗚咽して「死にたい」と思っていました。でも小さい子供を残して死ぬわけにはいかない。そんな時、藁をもつかむ気持ちで瞑想を始めたのが“ホントの自分”に戻る旅の始まりでした。

今が一番健康で幸せです。苦しいほどの「生きずらさ」を感じていた10代からこれまでの道のりの中で、本当にたくさんの回り道、模索をしてきました。でもそれがあるからこそ、今があるのです。

過去の失敗や苦しみも、すべて必然であり、自分の学びの道だった。そう思えた時に、やっと自分の人生に対して責任を持てるようになったのだと思います。